黒鯛釣り

久しぶりに、タカベ君と黒鯛釣りに出かけました。

場所は、由比漁港の西側の小さな港
倉沢漁港。

3時半集合で、すきやの朝定で腹ごしらえ
現場に着いたのが4時過ぎでした。
すでに先客がいて、
どうやら烏賊をやってるようです。

着いて早々、コマセ作りをしていると
先客の烏賊師に50㎝強の大物が…
タモをもってなかったようなので、すくってあげましたが
これは、最初から幸先が良い。。

一番、釣りやすい先端付近は二人に占領されてるので
西寄りに釣り座を構えましたが
ここは、テトラと海藻が出ている為
取り込みに、少々難があります。

コマセを撒きながら、何度か打ち返していると
ポツポツとアタリが出始めますが、
小ムツや小べラ、小メバルばかり…
そんな中、タカベ君が25㎝弱のメジナをゲットしました。

ちょっと大きさが、わかりませんねぇface20

そのうちに、潮がどんどん早くなってきて
コマセより、ウキと仕掛けが先行してしまい
同調しなくなってきました。
あまり潮の早さを想定してなかったので
黒鯛用の、比重の重い配合にしていたのが原因。

仕方がないので、港内向きで比較的ゆるやかな
潮の流れで、やることにしますが
釣れてくるのは、べラと小鯖ばかり…

低気圧の影響で、外向きが波が高くなってきて
風も強くなってきました。
内側にいても、波をかぶるようになってきたので
仕舞う事にしました。

それでも、地元のおじさんは
テンヤで、蛸を何杯かとってましたよ。

それで、キープしたのがコレ

ベラは、関西では煮つけで食べるそうなので
試しにやってみます。
メジナ君は、磯臭くなかったら刺身で…
そうでなかったら、揚げ物だな。。

まっ、黒鯛のクの字もなかったけど
久しぶりに思い出しましたよ!
昔は、毎週のように磯に通ってました
釣れなかったけどネ

  
タグ :釣り


2011年05月27日 Posted by chibi at 21:50Comments(0)釣り

映画を求めて

DVDレンタルでは、1週間に4本借りていました。

そのうちの1本は、
以前、見た映画で
そのうちに、海外ドラマにおされて
消えていきそうなモノを保存用としてレンタルしました。


左は、以前ネットでダウンロードしたもので
右側が、今回作ったもの

で、今回は
その作り方を紹介します。
多分、もっと簡単な方法もあるかと思いますが
ほんの一例として…

まず、DVDFab 8でリッピング(コピー)
コピーガードも気にせず、コピーできます。
無料使用期間とか、ありますが その後も普通に使えます。

そしてimgburnのwright file機能でDVDに書き込みします。

それぞれ親切に解説しているサイトがあるので
そちらを参照してください。

DVDジャケットは、ラベル屋さんというソフトを使い
用紙は文房具屋さんに行けば、何かと見つかります。
DVDラベルの印刷は、プリント可能なDVDであれば
cannonのプリンターについてきた、ソフトで印刷し
プリントできないタイプでしたら、
DVDシールを、ラベル屋さんで作ります。

自作紙ジャケセットも、どこかでみつけたので
ググッてみると良いと思います。

メディアは、20枚とか50枚とかで売ってるやつで全然大丈夫。
たまに書きこみに失敗しますが、100円もしないので惜しくもないです

あとは、ダウンロードなのですが
基本的に、動画サイトにあるやつは違法なので
削除される確率が高く。
トレントやファイルストレージを探す率が高くなります

にこにこ動画なども割りとありますが
削除するのを警戒して、タイトルを替えていているので
検索が困難。

最近、みつけたところでは
asian torrents
こちらは、トレントサイトで会員登録が必要

ファイルストレージ利用では
cinema of the world
日本映画のマニアックなところがあります。

日本映画でしたら、そのまま見れると思います。
どちらも自己責任で…

字幕をつけたり、することができるようですが
まだコチラには、手をだしてはいませんので
よくわかりません。

いずれにせよ
意外にも、ネット上には色々と映画が転がっています。
先日も、レアな作品をみつけたばかり…
あくまで自己責任で探してみてください。


  
タグ :DVD


2011年05月14日 Posted by chibi at 21:37Comments(0)映画

最近みた映画から2

<ミステリー篇>


シンプルプラン
1999年 アメリカ
監督:サム・ライミ

何度もDVD屋で、手にとって棚にしまった映画。
なんとなく、そそらないパッケージだしネ。

しかし、これが面白い!

静かな、雪の積もる田舎町で
ごく、平凡な生活を送っていた
うだつのあがらない男3人が
大金を手にしたところから、人生が狂っていく…

なんか、宝くじが当たると 人の人生が狂う話に良く似ている。

それを、静かな狂気がせまってくるかのごとく
じわじわと登場人物を苦しめる。
ヒッチコックの「サイコ」を思い出す

今のミステリー&サスペンスとしては
ギミックなものや仕掛けも少ないので、派手さは欠けるけど
その為に、じわじわせまりくる現実にハラハラする。

すごいなぁ~と思って
調べると、監督は「死霊のはらわた」や「スパイダーマン」を撮っている。
趣味じゃないけど、思わず「死霊のはらわた」を借りてみたけど
結構、変な効果を使ってて「なんじゃ、こりゃ?」
って感じ。
でも、スプラッター映画界では古典的名作らしく
カルト映画のひとつ らしい

まぁ、とにかく 良いミステリーでした。

満足度:4.5


ゾディアック
2007年 アメリカ
監督:デヴィッド・フィンチャー

公開時のCMで、随分そそられたのを覚えている。
暗号文が、ずら~っとででてきて ミステリアスな雰囲気でした

でも見始めると、実際にあった連続殺人事件で
しかも、未解決。
「セブン」や「ザ・ゲーム」「ファイトクラブ」のようなものを期待してたんだけど…

今なら、DNA判定とか高度な調査方法もあると思うんだけど
1969年のこの事件では、中々 犯人を特定する手だてがない
犯人像に追いついては離れを繰り返す

決して、ハラハラドキドキではないが
主人公の熱い思いが、2時間強のドラマを見させてしまう

結局、犯人は特定されないんだけど
「ブラック・ダリア」のような残念感は無い。
ネットの映画評では、評判は芳しくないようだけど
未解決の事件を、ここまで見せてくれるのは
やっぱりフィンチャーだなぁ と思います。
特典映像を見ると、この映画のスゴサが分かります。

満足度:4







  


2011年05月12日 Posted by chibi at 20:37Comments(0)映画

最近みた映画から

某レンタルDVD店が、旧作1本100円という
セール期間だったので、
ここのところ映画三昧でした。

自分用の記録としても
何回かに分けて書いて行こうかと思います。

<社会派ドラマ篇>
ん~多分、100円じゃなかったら手をださなかったジャンル。。
でも、面白い作品が多かった…


武器なき斗い
 1960年 大東映画
 監督:山本薩夫

時は戦前。京大と同志社の教授であった山宣こと山本宣冶は、不当に搾取されている小作人や
労働者の為に、闘っていた。そのうち、立候補して議員となるのだが、国政は軍部が強くなっていき山宣の仲間も段々と減り
ついには一人きりになる。そんななかでも、自分を信じ一人闘う、姿は感動する。
しかし、志半ばに右翼によって刺殺されてしまう。

あ~こういう人がいたんだ。。
皮肉にも、戦争の影響によって成し遂げられず
世にでなかったが
こうして埋もれて行った人はたくさんいたんだろうなぁ

興味のある方はコチラ

満足度 ☆☆☆☆


松川事件
1961年 松川事件製作委員会
監督:山本薩夫

これも同じく、山本監督によるもので
昭和33年におこった、東北本線の脱線事故の話。

国内3例目の、人為的による脱線事故に対し
捜査当局は、最初から労働組合と共産党の仕業と決めつけ
元国鉄職員の少年に、脅迫や暴行を加え 嘘の自供をさせる

物語の大半は、その公判シーンなんだけど
執拗に無実を訴える、20人を映し出す映像に
この監督が生涯貫いた、姿勢をみる

興味がある方はコチラ

満足度 ☆☆☆☆


日本の黒い夏─冤罪
2000年 日活
監督:熊井啓

松本サリン事件で、警察やマスコミから
犯人扱いされた河野さん一家の話。

高校の放送部の部員達が、放送局に行って
取材するという視点が秀逸でした。

満足度 ☆☆☆☆


サンダカン八番娼館 望郷
1974年 東宝
監督:熊井啓

熊井監督つながりで…

いわゆる「からゆきさん」の話であるが
ここでも、取材者という間接的な立場の人がいる

貧しくて、南方に売られていった人に対し
10何年振りに戻った故郷は、冷たかった…

満足度 ☆☆☆1/2


海と毒薬
1986年 日本ヘラルド
監督:熊井啓

遠藤周作の同名タイトルの映画化。

こちらは、小説の方が面白いかと…

戦時中の、九州の大学病院で行われた
外国人捕虜の人体実験の話。

満足度 ☆☆☆











  
タグ :社会派


2011年05月10日 Posted by chibi at 23:22Comments(0)映画

ハンス・コパー展

うっ、マズイ…2月から更新が…

それは、さておき
先日、行って来た「ハンス・コパー展」について
書いてみようと思います。




basilさんから、多少の知識は得ましたが
ほとんど知識がありません。

1920年生まれのコパーは、父親がユダヤ人だった為
1939年にイギリスに亡命し、ルーシー・リーと出合います
そのリーの工房で、コパーの陶芸家としての活躍が始まったようです。
(参考にWikipediaを参照しましたが、項目がありません。興味のある方はググッてください。)

展示は、年代を追って活動した場所別のブース分けをされていました。
ごく初期には、普通のカップ&ソーサーや陶器製のボタン。。
また、それとは相反する
キュビズムに影響された立体や陶板。
そして、古代土器のような質感の花瓶や器…
この時点で、後のコパーの作品性が造られているのが解ります。

しかし、轆轤が巧い!
日本のl陶芸とは、まったく異なるフォルムを繊細に
形作る様は、建築家のようでもある。

それと初期の作品は
反対にした方が、安定が良さそうな程、下の方が細くなっている。
フォルムに緊張感を持たせたかったのか?

次のブースは、建築時代。
タイルや、展示会場のオブジェの作品が並ぶ
時は、50年代。
時代性を反映した、モダンなデザインだ

そして円熟期とも言える、豊富なフォルムを持つ時代に…

ここまで、一貫として言えるのは
同じような色調でしか作ってないこと。
釉薬は日本には無い、マンガン柚が主に使われ
かいらぎのような、まだらになっていたり
粉挽きだったり…
いかに、フォルムを大事にしてたかって事なんじゃないか
思います。。

まるで積み木を重ねる様に、
違う形の物を、つなぎ合わせてフォルムを作る。
しかも、型を使わずに全て轆轤によるもの
なんだろう。。。

作品はモダンで、シェイプされていて、単調な色調なのに
温かさや、根源的な物をかんじさせるのである。
前述のように、古代の土器を思わせるのだ。

古代人には、モダンという認識や感覚も無いけど
今の目から見れば、モダンなものがいくつもある。
遺跡や、ナスカの地上絵、絵文字…

自然界の物を、単純なフォルムにしたり図式化したり
そんな無作為な古代人のスピリッツを、現代的に造作したのが
コパーなのではないか…
そんな風に思えてきた。。
どんな奇抜な形でも、常に物を入れられる口が
付いている所にも、それを感じる。

最後のブースは、キクラデス遺跡にインスピレーションを得た作品群。
それまでの作品より、小振りになったが
より精神性を増して、崇高性すら感じる。

最後の最後に、同胞のリーの作品が並ぶが
コパー程の精神性は感じなかった。

余談だけど、コパーの作品を観ながら
中野和馬君の事を思った。
志半ばながら、世を去った和馬君は
デンマーク人の奥さんがいた経験から、ヨーロッパとは縁が深く
何度も渡欧していた。
その時にコパーに出会ったのかもしれない…
そんな作風だった時期がある。

でも、いい展示でした。
街中で、フラッと寄れる こんな場所で
魂が震えるような経験ができる…
またの企画、楽しみにしてます。。  
タグ :アート陶器


2011年05月01日 Posted by chibi at 22:29Comments(0)アート