映画覚え書き2
え~続きです。
闇のカーニバル
1983年 日本映画 監督:山本政志
他の物を検索してたら、たまたまみつけた映画。
遠藤ミチロウ、江戸アケミ、なんて人達がでるので見てみると
バブル前夜の、東京を舞台に
何かを追い求めて疾走している感じが伝わってきた。
リアルタイムで、この辺の音楽は聞いていたので
この映画の世界観は、妙に切なく懐かしい
満足度 3.8
ジャンクフード
1998年 日本映画 監督:山本政志
これも山本作品で、同じような空気感が流れている。
目の不自由なおばあさん、ヤクザ、倒錯した女
チーマー、東京で働く外国人…
一見、接点のない登場人物たちなのに
通底するものが和音となり、波紋となり重なりあっていく
満足度 3.8
十九歳の地図
1979年 日本映画 監督:柳町光男
「さらば愛しき大地」と「カミュなんて知らない」でファンになった柳町監督。
この初期の作品は、まだまだな感もあるけど
柳町的なものは、すでに完成してるような気がした
原作は中上健二。
この時代の蟹江敬三は、いいなぁ…
満足度 3.8
愛について、東京
1993年 日本映画 監督:柳町光男
これは、DVD化されてない作品。
東京で暮らす、中国人留学生から見た東京を描いている
色々と、差別問題でカットを余儀なくされたらしい…
まだ社会的格差が広がってない時代に
底の方から、社会を映し出している
満足度 3.6
と、ここまでが ちょっと前に観た映画
で、ごく最近観たのが
ミスト
2007年 アメリカ 監督:フランク・ダラボン 原作:スティーブン・キング
いつもと毛色が違う映画を、、
サスペンスかと思って観ていると、いきなり巨大昆虫が…
なんだこれ?なんて思ってるうちに 引きこまれる。。
やっぱ原作が良いんだな
作りとしては、色々と言いたいことはあるんだけど
最後まで、見ちゃいますねぇ。。
もうちょっと、シンプルにしたら 良いのになぁ…
満足度 3.5
ギフト
2000年 アメリカ 監督:サム・ライミ
田舎町で起こるサスペンス。
咄嗟に「シンプル・プラン」を思い出すが
こちらは、ギミックなところも多く それほどの感動はない
でもテイストは近いなぁ
サスペンスは、人を疑うところから始まる
と言ってるようだ。
満足度 3.5
闇のカーニバル
1983年 日本映画 監督:山本政志
他の物を検索してたら、たまたまみつけた映画。
遠藤ミチロウ、江戸アケミ、なんて人達がでるので見てみると
バブル前夜の、東京を舞台に
何かを追い求めて疾走している感じが伝わってきた。
リアルタイムで、この辺の音楽は聞いていたので
この映画の世界観は、妙に切なく懐かしい
満足度 3.8
ジャンクフード
1998年 日本映画 監督:山本政志
これも山本作品で、同じような空気感が流れている。
目の不自由なおばあさん、ヤクザ、倒錯した女
チーマー、東京で働く外国人…
一見、接点のない登場人物たちなのに
通底するものが和音となり、波紋となり重なりあっていく
満足度 3.8
十九歳の地図
1979年 日本映画 監督:柳町光男
「さらば愛しき大地」と「カミュなんて知らない」でファンになった柳町監督。
この初期の作品は、まだまだな感もあるけど
柳町的なものは、すでに完成してるような気がした
原作は中上健二。
この時代の蟹江敬三は、いいなぁ…
満足度 3.8
愛について、東京
1993年 日本映画 監督:柳町光男
これは、DVD化されてない作品。
東京で暮らす、中国人留学生から見た東京を描いている
色々と、差別問題でカットを余儀なくされたらしい…
まだ社会的格差が広がってない時代に
底の方から、社会を映し出している
満足度 3.6
と、ここまでが ちょっと前に観た映画
で、ごく最近観たのが
ミスト
2007年 アメリカ 監督:フランク・ダラボン 原作:スティーブン・キング
いつもと毛色が違う映画を、、
サスペンスかと思って観ていると、いきなり巨大昆虫が…
なんだこれ?なんて思ってるうちに 引きこまれる。。
やっぱ原作が良いんだな
作りとしては、色々と言いたいことはあるんだけど
最後まで、見ちゃいますねぇ。。
もうちょっと、シンプルにしたら 良いのになぁ…
満足度 3.5
ギフト
2000年 アメリカ 監督:サム・ライミ
田舎町で起こるサスペンス。
咄嗟に「シンプル・プラン」を思い出すが
こちらは、ギミックなところも多く それほどの感動はない
でもテイストは近いなぁ
サスペンスは、人を疑うところから始まる
と言ってるようだ。
満足度 3.5
タグ :映画
2011年06月24日 Posted by chibi at 22:00 │Comments(0) │映画
映画覚え書き 1
「最近見た映画から」の補足です。
ちょっと間が開いてしまって
記憶もおぼろげになってきたので
覚え書き程度に書いてみます。
影の車
1970年 日本映画 監督:野村芳太郎 松本清張原作。
「鬼畜」でお馴染み?の野村監督ですが
この映画でも、無暗に恐がらせてくれます。
実際、何にも起こらないんだけど
人の心の闇を突いて、恐怖心を煽っていきます。
まっ、この映画は煽り過ぎで
いまひとつな感が…
満足度 3
25時
2002年 アメリカ 監督:スパイク・リー
9.11以降のニューヨーカーの失望感が、良く現れている映画。
ずっと、NYを舞台に映画を撮ってきたスパイク・リーならでは…
あんまり評価は高くないけど
リーの隠れた名作ではないだろうか
満足度 4.2
殯の森
2007年 日本映画 監督:河瀬直美
まるで、ヨーロッパ映画のよう…
セリフ、演出は控えめで、ドキュメンタリー的
女性ならではの、優しさと残酷さをもった作品だと思う。
久し振りに邦画の逸品をみつけた感じ…
満足度 4.5
萌えの朱雀
1997年 日本映画 監督:河瀬直美
ちょっと登場人物の関係性が解らなかったが
じんわりと心に沁みた作品。
作られ過ぎた、映画よりは よっぽど伝わると思います。
満足度 4
どですかでん
1970年 日本映画 監督:黒澤明
大御所すぎて、あんまり見ていない黒澤映画。
いやぁ、これは面白かった。
人間の喜怒哀楽、悲喜こもごもを2時間のなかに
しっかりまとまった完成度の高いの作品。
こういう映画を見ると、映画欲が湧いてくるなぁ…
今でも、頭の中に「どですかでん、どですかでん、どですかでん」と
聞こえてくるよう。。
満足度 4.5
追悼のざわめき
1988年 日本映画 監督:松井良彦
映像の過激さから、上映をストップされたり
いわくつきのアングラ映画を やっと見る事ができた。
確かに、過激だけれども 映画的完成度は かなり高いのである
モノクロだからからか、過激な映像だけれど
グロテスクなものは感じない…
満足度 4.2
鬼畜大宴会
1998年 日本映画 監督:熊切和嘉
芸大卒業制作として作られた映画。
過激なタイトルだけど、題材は学生運動の頃のリンチ事件。
後半のスプラッターな感じは理解できないけど
学生の作品としては、良くできている
満足度 3.5
ちょっと長くなったので
このへんで…
ちょっと間が開いてしまって
記憶もおぼろげになってきたので
覚え書き程度に書いてみます。
影の車
1970年 日本映画 監督:野村芳太郎 松本清張原作。
「鬼畜」でお馴染み?の野村監督ですが
この映画でも、無暗に恐がらせてくれます。
実際、何にも起こらないんだけど
人の心の闇を突いて、恐怖心を煽っていきます。
まっ、この映画は煽り過ぎで
いまひとつな感が…
満足度 3
25時
2002年 アメリカ 監督:スパイク・リー
9.11以降のニューヨーカーの失望感が、良く現れている映画。
ずっと、NYを舞台に映画を撮ってきたスパイク・リーならでは…
あんまり評価は高くないけど
リーの隠れた名作ではないだろうか
満足度 4.2
殯の森
2007年 日本映画 監督:河瀬直美
まるで、ヨーロッパ映画のよう…
セリフ、演出は控えめで、ドキュメンタリー的
女性ならではの、優しさと残酷さをもった作品だと思う。
久し振りに邦画の逸品をみつけた感じ…
満足度 4.5
萌えの朱雀
1997年 日本映画 監督:河瀬直美
ちょっと登場人物の関係性が解らなかったが
じんわりと心に沁みた作品。
作られ過ぎた、映画よりは よっぽど伝わると思います。
満足度 4
どですかでん
1970年 日本映画 監督:黒澤明
大御所すぎて、あんまり見ていない黒澤映画。
いやぁ、これは面白かった。
人間の喜怒哀楽、悲喜こもごもを2時間のなかに
しっかりまとまった完成度の高いの作品。
こういう映画を見ると、映画欲が湧いてくるなぁ…
今でも、頭の中に「どですかでん、どですかでん、どですかでん」と
聞こえてくるよう。。
満足度 4.5
追悼のざわめき
1988年 日本映画 監督:松井良彦
映像の過激さから、上映をストップされたり
いわくつきのアングラ映画を やっと見る事ができた。
確かに、過激だけれども 映画的完成度は かなり高いのである
モノクロだからからか、過激な映像だけれど
グロテスクなものは感じない…
満足度 4.2
鬼畜大宴会
1998年 日本映画 監督:熊切和嘉
芸大卒業制作として作られた映画。
過激なタイトルだけど、題材は学生運動の頃のリンチ事件。
後半のスプラッターな感じは理解できないけど
学生の作品としては、良くできている
満足度 3.5
ちょっと長くなったので
このへんで…
2011年06月20日 Posted by chibi at 23:31 │Comments(0) │映画
映画を求めて
DVDレンタルでは、1週間に4本借りていました。
そのうちの1本は、
以前、見た映画で
そのうちに、海外ドラマにおされて
消えていきそうなモノを保存用としてレンタルしました。

左は、以前ネットでダウンロードしたもので
右側が、今回作ったもの
で、今回は
その作り方を紹介します。
多分、もっと簡単な方法もあるかと思いますが
ほんの一例として…
まず、DVDFab 8でリッピング(コピー)
コピーガードも気にせず、コピーできます。
無料使用期間とか、ありますが その後も普通に使えます。
そしてimgburnのwright file機能でDVDに書き込みします。
それぞれ親切に解説しているサイトがあるので
そちらを参照してください。
DVDジャケットは、ラベル屋さんというソフトを使い
用紙は文房具屋さんに行けば、何かと見つかります。
DVDラベルの印刷は、プリント可能なDVDであれば
cannonのプリンターについてきた、ソフトで印刷し
プリントできないタイプでしたら、
DVDシールを、ラベル屋さんで作ります。
自作紙ジャケセットも、どこかでみつけたので
ググッてみると良いと思います。
メディアは、20枚とか50枚とかで売ってるやつで全然大丈夫。
たまに書きこみに失敗しますが、100円もしないので惜しくもないです
あとは、ダウンロードなのですが
基本的に、動画サイトにあるやつは違法なので
削除される確率が高く。
トレントやファイルストレージを探す率が高くなります
にこにこ動画なども割りとありますが
削除するのを警戒して、タイトルを替えていているので
検索が困難。
最近、みつけたところでは
asian torrents
こちらは、トレントサイトで会員登録が必要
ファイルストレージ利用では
cinema of the world
日本映画のマニアックなところがあります。
日本映画でしたら、そのまま見れると思います。
どちらも自己責任で…
字幕をつけたり、することができるようですが
まだコチラには、手をだしてはいませんので
よくわかりません。
いずれにせよ
意外にも、ネット上には色々と映画が転がっています。
先日も、レアな作品をみつけたばかり…
あくまで自己責任で探してみてください。
そのうちの1本は、
以前、見た映画で
そのうちに、海外ドラマにおされて
消えていきそうなモノを保存用としてレンタルしました。
左は、以前ネットでダウンロードしたもので
右側が、今回作ったもの
で、今回は
その作り方を紹介します。
多分、もっと簡単な方法もあるかと思いますが
ほんの一例として…
まず、DVDFab 8でリッピング(コピー)
コピーガードも気にせず、コピーできます。
無料使用期間とか、ありますが その後も普通に使えます。
そしてimgburnのwright file機能でDVDに書き込みします。
それぞれ親切に解説しているサイトがあるので
そちらを参照してください。
DVDジャケットは、ラベル屋さんというソフトを使い
用紙は文房具屋さんに行けば、何かと見つかります。
DVDラベルの印刷は、プリント可能なDVDであれば
cannonのプリンターについてきた、ソフトで印刷し
プリントできないタイプでしたら、
DVDシールを、ラベル屋さんで作ります。
自作紙ジャケセットも、どこかでみつけたので
ググッてみると良いと思います。
メディアは、20枚とか50枚とかで売ってるやつで全然大丈夫。
たまに書きこみに失敗しますが、100円もしないので惜しくもないです
あとは、ダウンロードなのですが
基本的に、動画サイトにあるやつは違法なので
削除される確率が高く。
トレントやファイルストレージを探す率が高くなります
にこにこ動画なども割りとありますが
削除するのを警戒して、タイトルを替えていているので
検索が困難。
最近、みつけたところでは
asian torrents
こちらは、トレントサイトで会員登録が必要
ファイルストレージ利用では
cinema of the world
日本映画のマニアックなところがあります。
日本映画でしたら、そのまま見れると思います。
どちらも自己責任で…
字幕をつけたり、することができるようですが
まだコチラには、手をだしてはいませんので
よくわかりません。
いずれにせよ
意外にも、ネット上には色々と映画が転がっています。
先日も、レアな作品をみつけたばかり…
あくまで自己責任で探してみてください。
タグ :DVD
2011年05月14日 Posted by chibi at 21:37 │Comments(0) │映画
最近みた映画から2
<ミステリー篇>

シンプルプラン
1999年 アメリカ
監督:サム・ライミ
何度もDVD屋で、手にとって棚にしまった映画。
なんとなく、そそらないパッケージだしネ。
しかし、これが面白い!
静かな、雪の積もる田舎町で
ごく、平凡な生活を送っていた
うだつのあがらない男3人が
大金を手にしたところから、人生が狂っていく…
なんか、宝くじが当たると 人の人生が狂う話に良く似ている。
それを、静かな狂気がせまってくるかのごとく
じわじわと登場人物を苦しめる。
ヒッチコックの「サイコ」を思い出す
今のミステリー&サスペンスとしては
ギミックなものや仕掛けも少ないので、派手さは欠けるけど
その為に、じわじわせまりくる現実にハラハラする。
すごいなぁ~と思って
調べると、監督は「死霊のはらわた」や「スパイダーマン」を撮っている。
趣味じゃないけど、思わず「死霊のはらわた」を借りてみたけど
結構、変な効果を使ってて「なんじゃ、こりゃ?」
って感じ。
でも、スプラッター映画界では古典的名作らしく
カルト映画のひとつ らしい
まぁ、とにかく 良いミステリーでした。
満足度:4.5

ゾディアック
2007年 アメリカ
監督:デヴィッド・フィンチャー
公開時のCMで、随分そそられたのを覚えている。
暗号文が、ずら~っとででてきて ミステリアスな雰囲気でした
でも見始めると、実際にあった連続殺人事件で
しかも、未解決。
「セブン」や「ザ・ゲーム」「ファイトクラブ」のようなものを期待してたんだけど…
今なら、DNA判定とか高度な調査方法もあると思うんだけど
1969年のこの事件では、中々 犯人を特定する手だてがない
犯人像に追いついては離れを繰り返す
決して、ハラハラドキドキではないが
主人公の熱い思いが、2時間強のドラマを見させてしまう
結局、犯人は特定されないんだけど
「ブラック・ダリア」のような残念感は無い。
ネットの映画評では、評判は芳しくないようだけど
未解決の事件を、ここまで見せてくれるのは
やっぱりフィンチャーだなぁ と思います。
特典映像を見ると、この映画のスゴサが分かります。
満足度:4

シンプルプラン
1999年 アメリカ
監督:サム・ライミ
何度もDVD屋で、手にとって棚にしまった映画。
なんとなく、そそらないパッケージだしネ。
しかし、これが面白い!
静かな、雪の積もる田舎町で
ごく、平凡な生活を送っていた
うだつのあがらない男3人が
大金を手にしたところから、人生が狂っていく…
なんか、宝くじが当たると 人の人生が狂う話に良く似ている。
それを、静かな狂気がせまってくるかのごとく
じわじわと登場人物を苦しめる。
ヒッチコックの「サイコ」を思い出す
今のミステリー&サスペンスとしては
ギミックなものや仕掛けも少ないので、派手さは欠けるけど
その為に、じわじわせまりくる現実にハラハラする。
すごいなぁ~と思って
調べると、監督は「死霊のはらわた」や「スパイダーマン」を撮っている。
趣味じゃないけど、思わず「死霊のはらわた」を借りてみたけど
結構、変な効果を使ってて「なんじゃ、こりゃ?」
って感じ。
でも、スプラッター映画界では古典的名作らしく
カルト映画のひとつ らしい
まぁ、とにかく 良いミステリーでした。
満足度:4.5

ゾディアック
2007年 アメリカ
監督:デヴィッド・フィンチャー
公開時のCMで、随分そそられたのを覚えている。
暗号文が、ずら~っとででてきて ミステリアスな雰囲気でした
でも見始めると、実際にあった連続殺人事件で
しかも、未解決。
「セブン」や「ザ・ゲーム」「ファイトクラブ」のようなものを期待してたんだけど…
今なら、DNA判定とか高度な調査方法もあると思うんだけど
1969年のこの事件では、中々 犯人を特定する手だてがない
犯人像に追いついては離れを繰り返す
決して、ハラハラドキドキではないが
主人公の熱い思いが、2時間強のドラマを見させてしまう
結局、犯人は特定されないんだけど
「ブラック・ダリア」のような残念感は無い。
ネットの映画評では、評判は芳しくないようだけど
未解決の事件を、ここまで見せてくれるのは
やっぱりフィンチャーだなぁ と思います。
特典映像を見ると、この映画のスゴサが分かります。
満足度:4
2011年05月12日 Posted by chibi at 20:37 │Comments(0) │映画
最近みた映画から
某レンタルDVD店が、旧作1本100円という
セール期間だったので、
ここのところ映画三昧でした。
自分用の記録としても
何回かに分けて書いて行こうかと思います。
<社会派ドラマ篇>
ん~多分、100円じゃなかったら手をださなかったジャンル。。
でも、面白い作品が多かった…

武器なき斗い
1960年 大東映画
監督:山本薩夫
時は戦前。京大と同志社の教授であった山宣こと山本宣冶は、不当に搾取されている小作人や
労働者の為に、闘っていた。そのうち、立候補して議員となるのだが、国政は軍部が強くなっていき山宣の仲間も段々と減り
ついには一人きりになる。そんななかでも、自分を信じ一人闘う、姿は感動する。
しかし、志半ばに右翼によって刺殺されてしまう。
あ~こういう人がいたんだ。。
皮肉にも、戦争の影響によって成し遂げられず
世にでなかったが
こうして埋もれて行った人はたくさんいたんだろうなぁ
興味のある方はコチラ
満足度 ☆☆☆☆

松川事件
1961年 松川事件製作委員会
監督:山本薩夫
これも同じく、山本監督によるもので
昭和33年におこった、東北本線の脱線事故の話。
国内3例目の、人為的による脱線事故に対し
捜査当局は、最初から労働組合と共産党の仕業と決めつけ
元国鉄職員の少年に、脅迫や暴行を加え 嘘の自供をさせる
物語の大半は、その公判シーンなんだけど
執拗に無実を訴える、20人を映し出す映像に
この監督が生涯貫いた、姿勢をみる
興味がある方はコチラ
満足度 ☆☆☆☆

日本の黒い夏─冤罪
2000年 日活
監督:熊井啓
松本サリン事件で、警察やマスコミから
犯人扱いされた河野さん一家の話。
高校の放送部の部員達が、放送局に行って
取材するという視点が秀逸でした。
満足度 ☆☆☆☆

サンダカン八番娼館 望郷
1974年 東宝
監督:熊井啓
熊井監督つながりで…
いわゆる「からゆきさん」の話であるが
ここでも、取材者という間接的な立場の人がいる
貧しくて、南方に売られていった人に対し
10何年振りに戻った故郷は、冷たかった…
満足度 ☆☆☆1/2

海と毒薬
1986年 日本ヘラルド
監督:熊井啓
遠藤周作の同名タイトルの映画化。
こちらは、小説の方が面白いかと…
戦時中の、九州の大学病院で行われた
外国人捕虜の人体実験の話。
満足度 ☆☆☆
セール期間だったので、
ここのところ映画三昧でした。
自分用の記録としても
何回かに分けて書いて行こうかと思います。
<社会派ドラマ篇>
ん~多分、100円じゃなかったら手をださなかったジャンル。。
でも、面白い作品が多かった…

武器なき斗い
1960年 大東映画
監督:山本薩夫
時は戦前。京大と同志社の教授であった山宣こと山本宣冶は、不当に搾取されている小作人や
労働者の為に、闘っていた。そのうち、立候補して議員となるのだが、国政は軍部が強くなっていき山宣の仲間も段々と減り
ついには一人きりになる。そんななかでも、自分を信じ一人闘う、姿は感動する。
しかし、志半ばに右翼によって刺殺されてしまう。
あ~こういう人がいたんだ。。
皮肉にも、戦争の影響によって成し遂げられず
世にでなかったが
こうして埋もれて行った人はたくさんいたんだろうなぁ
興味のある方はコチラ
満足度 ☆☆☆☆

松川事件
1961年 松川事件製作委員会
監督:山本薩夫
これも同じく、山本監督によるもので
昭和33年におこった、東北本線の脱線事故の話。
国内3例目の、人為的による脱線事故に対し
捜査当局は、最初から労働組合と共産党の仕業と決めつけ
元国鉄職員の少年に、脅迫や暴行を加え 嘘の自供をさせる
物語の大半は、その公判シーンなんだけど
執拗に無実を訴える、20人を映し出す映像に
この監督が生涯貫いた、姿勢をみる
興味がある方はコチラ
満足度 ☆☆☆☆

日本の黒い夏─冤罪
2000年 日活
監督:熊井啓
松本サリン事件で、警察やマスコミから
犯人扱いされた河野さん一家の話。
高校の放送部の部員達が、放送局に行って
取材するという視点が秀逸でした。
満足度 ☆☆☆☆

サンダカン八番娼館 望郷
1974年 東宝
監督:熊井啓
熊井監督つながりで…
いわゆる「からゆきさん」の話であるが
ここでも、取材者という間接的な立場の人がいる
貧しくて、南方に売られていった人に対し
10何年振りに戻った故郷は、冷たかった…
満足度 ☆☆☆1/2

海と毒薬
1986年 日本ヘラルド
監督:熊井啓
遠藤周作の同名タイトルの映画化。
こちらは、小説の方が面白いかと…
戦時中の、九州の大学病院で行われた
外国人捕虜の人体実験の話。
満足度 ☆☆☆
タグ :社会派
2011年05月10日 Posted by chibi at 23:22 │Comments(0) │映画
秋のニューヨークとラブコメ。
たまには、ラブコメだって観ますよ。
まぁ、テレビでやってたから なんとなく観はじめるのだけど…
積極的に、レンタルビデオで借りるようなことはしません。
今日も、「ユー・ガット・メール」を観ました。
今さらぁ~ なんて言われそうですが
始めてです。

冒頭の曲。クランベリーズですか?
うん、グッときます。
スウィートで、これからの恋の予感を感じさせます…
「恋する惑星」なんかも
あの曲でグッときますもんねぇ
映画を観ながら、
ニューヨークの秋はいいなぁ
なんて思ってたら
頭の中に、二つの映画でてきました。

恋におちて
これも、デイブ・グルーシンの音楽にドキドキします。
しかも、いかにもニューヨークっぽく小洒落た感じです

アニーホール
これは、秋だったか定かではありません
しかし、ニューヨークは秋が似合う。
ジャズのスタンダードに「Autum In NewYork」なんて曲があります
秋にジャズを聴きたくなるのも
そんな、秋のニューヨークのイメージがあるからなのかもしれません
多分、もっと色々とあるんでしょうが
なんせ、この分野あまり知識がありません
ちょいと思いついた 今日のひとコマでした。
まぁ、テレビでやってたから なんとなく観はじめるのだけど…
積極的に、レンタルビデオで借りるようなことはしません。
今日も、「ユー・ガット・メール」を観ました。
今さらぁ~ なんて言われそうですが
始めてです。

冒頭の曲。クランベリーズですか?
うん、グッときます。
スウィートで、これからの恋の予感を感じさせます…
「恋する惑星」なんかも
あの曲でグッときますもんねぇ
映画を観ながら、
ニューヨークの秋はいいなぁ
なんて思ってたら
頭の中に、二つの映画でてきました。

恋におちて
これも、デイブ・グルーシンの音楽にドキドキします。
しかも、いかにもニューヨークっぽく小洒落た感じです

アニーホール
これは、秋だったか定かではありません
しかし、ニューヨークは秋が似合う。
ジャズのスタンダードに「Autum In NewYork」なんて曲があります
秋にジャズを聴きたくなるのも
そんな、秋のニューヨークのイメージがあるからなのかもしれません
多分、もっと色々とあるんでしょうが
なんせ、この分野あまり知識がありません
ちょいと思いついた 今日のひとコマでした。
2010年11月22日 Posted by chibi at 21:29 │Comments(0) │映画
映画作家論
丁度、映画の事を書こうかなぁ
と、思っていたら
こんな雑誌が出ていました。

現代の映画監督に絞った、映画論です。
映画を夢中になって観てたのは、20代の頃
それこそ、監督を目当てに観てました。
ヌーベルバーグに始まり、イタリアン・ネオリアリズム
フェリーニ、ブニュエル、アンゲロプロス、タルコフスキー
アレハンドロ・ホドロフスキー、ヴィスコンティー…
書いてるとキリがありませんが
主に、ヨーロッパ映画が多かったですねぇ
それに比べ現代は
監督別というより、俳優別なんですかねぇ
特に、邦画にソレが顕著で
人気がある俳優は、色んな映画に出てていて
俳優で客を呼ぶ、あからさまな商業主義が現れています。
50年代から80年代ぐらいまでの、アート映画とよばれたような作品も
極端に少なくなりました。
解りにくい映画は人気がないようで…
goo映画やぴあのサイトで
映画のコメントを観ますが、
解りにくい映画のコメントは
真剣に作家の意図を読み取ろうとする人と
「不親切」「自己満足」と、バッサリ切り捨てる人に分かれます。
本に例えて言うなら
文体に馴染めない作家や、難しい事ばっかり言う作家もいますねぇ
でも、我慢して読んでると
その面白さや、その世界観が好きになってくることがあります。
「面白くねぇ~」「退屈!」と思うまえに
ちゃんと向き合うべきかもしれません。
しかしながら
若い時は、知識もありません
その中に隠された意味を知らないで、通り過ぎてしまう事もあります。
ここのところ
20年振りに、昔観た映画を観かえしています。
観過ごしてしまったところが見えてきたり
逆に、つまんなかったりと
様々ですが
映画的な理解は深まったと思います。
映画は娯楽です。
それでも以前は、その中に
思想やメッセージを詰め
芸術に高めようしていた映画監督がいました。
そんな人達が、生きにくい現代ですが
細々とでもいいから、作り続けて欲しいものです
余談ですが
家の近所のビデオレンタル、某T屋
ドラマやお笑いビデオが多数をしめ
旧作なんて、隅に追いやられています。
観たいものが、一番下にあったりと
かなり寂しいこになっています…
これが現実ですかねぇ
と、思っていたら
こんな雑誌が出ていました。

現代の映画監督に絞った、映画論です。
映画を夢中になって観てたのは、20代の頃
それこそ、監督を目当てに観てました。
ヌーベルバーグに始まり、イタリアン・ネオリアリズム
フェリーニ、ブニュエル、アンゲロプロス、タルコフスキー
アレハンドロ・ホドロフスキー、ヴィスコンティー…
書いてるとキリがありませんが
主に、ヨーロッパ映画が多かったですねぇ
それに比べ現代は
監督別というより、俳優別なんですかねぇ
特に、邦画にソレが顕著で
人気がある俳優は、色んな映画に出てていて
俳優で客を呼ぶ、あからさまな商業主義が現れています。
50年代から80年代ぐらいまでの、アート映画とよばれたような作品も
極端に少なくなりました。
解りにくい映画は人気がないようで…
goo映画やぴあのサイトで
映画のコメントを観ますが、
解りにくい映画のコメントは
真剣に作家の意図を読み取ろうとする人と
「不親切」「自己満足」と、バッサリ切り捨てる人に分かれます。
本に例えて言うなら
文体に馴染めない作家や、難しい事ばっかり言う作家もいますねぇ
でも、我慢して読んでると
その面白さや、その世界観が好きになってくることがあります。
「面白くねぇ~」「退屈!」と思うまえに
ちゃんと向き合うべきかもしれません。
しかしながら
若い時は、知識もありません
その中に隠された意味を知らないで、通り過ぎてしまう事もあります。
ここのところ
20年振りに、昔観た映画を観かえしています。
観過ごしてしまったところが見えてきたり
逆に、つまんなかったりと
様々ですが
映画的な理解は深まったと思います。
映画は娯楽です。
それでも以前は、その中に
思想やメッセージを詰め
芸術に高めようしていた映画監督がいました。
そんな人達が、生きにくい現代ですが
細々とでもいいから、作り続けて欲しいものです
余談ですが
家の近所のビデオレンタル、某T屋
ドラマやお笑いビデオが多数をしめ
旧作なんて、隅に追いやられています。
観たいものが、一番下にあったりと
かなり寂しいこになっています…
これが現実ですかねぇ