やっぱり! 穂高 前半
山を初めて10年。
もぉ ずっーと憧れていた山 穂高
少々、強行プランながら この機会にチャレンジしてみました
静岡を深夜1時に出発
新東名で新清水まで使えば、30分程の短縮です
そこから、ひたすら52号を韮崎まで走り
中央高速を韮崎から松本まで
駐車場がある沢渡に到着したのが5時過ぎ
支度を整え、上高地行きのバスに乗る
二日間の天気予報は、両日とも曇りのち晴れ
雨が降らなければ、良しとします。
1日目の日程は、少々キツイけど
稜線上の穂高岳山荘まで
水平距離18㎞ 標高差1500m
歩行時間8時間半
梓川には 朝もやが立ち込めていました

行程が長いので、そそくさと6時過ぎには出発。
ここから10㎞は、ほぼ水平
少し速足気味に歩きます

明神

このへんまでは、観光客もくるが
ここから先は山家の領域です
徳沢

ここは歴史ある素敵なロッジです。
以前は牧場だったので、テン場は快適な芝生
井上靖の「氷壁」にもでてきます。

雲がなければ、明神岳(バリエーションルート)の岩峰が
顔を覗かせるはずなんだけど…
横尾

ここまでは蝶ヶ岳に登った時にきた
ここから先は未知。
さぁ、夢にまでみた涸沢、穂高はどんななんだろう?
胸が高まります
槍ヶ岳に行くには、ここをさらに奥に行きますが
穂高には ここの赤い橋を渡ります
まず出迎えてくれるのは
左側にで~んと現れる屏風岩。
岩屋達が、ここを競うように登っていたのは昭和30~40年代
連休最終日のこの日は、誰も登ってないようでした

このじぶんから、大分陽もでてきまして
蒸し暑くなってきましたが
空の方は、雲がとれてきました

道はすこしづつ高度を増し
本谷の奥深くに入っていきます
しばらく行くと、本谷橋があらわれ
対岸に渡ります

ここで喉を潤し、本格的な登りにはいっていきます
すでに標高は2000mを越え、ここからの急登がきつくなってきます
少しづつ休憩をとりながら、進むと
本谷をはずれ、涸沢の谷がみえてきました
その先には残雪…
予想以上に それは多く
まだ、草花は春が始まったばかりのようです


残雪のトラバース(横切ること)は、危険で
ストックもアイゼンも持ってないない身では慎重にならざるをえません
しかし、ここにきて寝不足のせいか
久し振りの山行のせいか、どっと疲れがでて歩みが遅くなります
そして、目の前にあらわれた涸沢に続く この斜面


キックステップで登りますが とても気をつかいます
しかも長い…
もう ほうほうのていで涸沢小屋に着くと
心は折れました…
これ以上、雪のあるこの先は 今日はもう無理だ…
早速、小屋に宿泊をお願いしました。
汗をかき、その汗で体が冷やされて
僕の体は 低体温症気味になっていました
鳥肌が立ち、寒気がおさまりません
すぐに、シャツを着替えますが
寒気はおさまらないので
売店で温かいモノを たのみました

これが功を奏したのか、だいぶ体も温まり
少し落ち着いてきました
しかし、お腹が満たされると 今度は疲れと眠気が…
時間は、まだ昼過ぎですが 小屋で爆睡です。
2時間程 寝たら 少し疲れも回復し
ゆっくりと 涸沢を楽しむ余裕がでてきました

<涸沢カールとビール>
あぁ、ここで飲むビールは さぞかし美味いんだろうなぁ
なんて思ってたんだよなぁ
夕暮れに近づくに 景色も一変してきました


穂高に来た人は、また穂高に来たくなる
そんな言葉が良くわかります。
残雪の白、岩の黒 緑の木々 そして空の青
この色彩は、北アルプスならでは
そして、天上で食べるご飯と酒。
この日は、二人なので簡単にコンビニですませましたが
レトルトカレーや缶詰、魚肉ウィンナーの美味いこと!!
辛かったけど、来てよかったな
でも、明日どうしよう?
登れるのかなぁ…
帰りの事も考えて、奥穂高ピストンにしようか
登れるとこまで登って帰ろうか…
この時点では、岳沢経由で下ることなど 10%ぐらいにしか考えてない
弱気志向でした。
もぉ ずっーと憧れていた山 穂高
少々、強行プランながら この機会にチャレンジしてみました
静岡を深夜1時に出発
新東名で新清水まで使えば、30分程の短縮です
そこから、ひたすら52号を韮崎まで走り
中央高速を韮崎から松本まで
駐車場がある沢渡に到着したのが5時過ぎ
支度を整え、上高地行きのバスに乗る
二日間の天気予報は、両日とも曇りのち晴れ
雨が降らなければ、良しとします。
1日目の日程は、少々キツイけど
稜線上の穂高岳山荘まで
水平距離18㎞ 標高差1500m
歩行時間8時間半
梓川には 朝もやが立ち込めていました
行程が長いので、そそくさと6時過ぎには出発。
ここから10㎞は、ほぼ水平
少し速足気味に歩きます

明神

このへんまでは、観光客もくるが
ここから先は山家の領域です
徳沢

ここは歴史ある素敵なロッジです。
以前は牧場だったので、テン場は快適な芝生
井上靖の「氷壁」にもでてきます。

雲がなければ、明神岳(バリエーションルート)の岩峰が
顔を覗かせるはずなんだけど…
横尾

ここまでは蝶ヶ岳に登った時にきた
ここから先は未知。
さぁ、夢にまでみた涸沢、穂高はどんななんだろう?
胸が高まります
槍ヶ岳に行くには、ここをさらに奥に行きますが
穂高には ここの赤い橋を渡ります
まず出迎えてくれるのは
左側にで~んと現れる屏風岩。
岩屋達が、ここを競うように登っていたのは昭和30~40年代
連休最終日のこの日は、誰も登ってないようでした

このじぶんから、大分陽もでてきまして
蒸し暑くなってきましたが
空の方は、雲がとれてきました

道はすこしづつ高度を増し
本谷の奥深くに入っていきます
しばらく行くと、本谷橋があらわれ
対岸に渡ります

ここで喉を潤し、本格的な登りにはいっていきます
すでに標高は2000mを越え、ここからの急登がきつくなってきます
少しづつ休憩をとりながら、進むと
本谷をはずれ、涸沢の谷がみえてきました
その先には残雪…
予想以上に それは多く
まだ、草花は春が始まったばかりのようです


残雪のトラバース(横切ること)は、危険で
ストックもアイゼンも持ってないない身では慎重にならざるをえません
しかし、ここにきて寝不足のせいか
久し振りの山行のせいか、どっと疲れがでて歩みが遅くなります
そして、目の前にあらわれた涸沢に続く この斜面


キックステップで登りますが とても気をつかいます
しかも長い…
もう ほうほうのていで涸沢小屋に着くと
心は折れました…
これ以上、雪のあるこの先は 今日はもう無理だ…
早速、小屋に宿泊をお願いしました。
汗をかき、その汗で体が冷やされて
僕の体は 低体温症気味になっていました
鳥肌が立ち、寒気がおさまりません
すぐに、シャツを着替えますが
寒気はおさまらないので
売店で温かいモノを たのみました
これが功を奏したのか、だいぶ体も温まり
少し落ち着いてきました
しかし、お腹が満たされると 今度は疲れと眠気が…
時間は、まだ昼過ぎですが 小屋で爆睡です。
2時間程 寝たら 少し疲れも回復し
ゆっくりと 涸沢を楽しむ余裕がでてきました

<涸沢カールとビール>
あぁ、ここで飲むビールは さぞかし美味いんだろうなぁ
なんて思ってたんだよなぁ
夕暮れに近づくに 景色も一変してきました


穂高に来た人は、また穂高に来たくなる
そんな言葉が良くわかります。
残雪の白、岩の黒 緑の木々 そして空の青
この色彩は、北アルプスならでは
そして、天上で食べるご飯と酒。
この日は、二人なので簡単にコンビニですませましたが
レトルトカレーや缶詰、魚肉ウィンナーの美味いこと!!
辛かったけど、来てよかったな
でも、明日どうしよう?
登れるのかなぁ…
帰りの事も考えて、奥穂高ピストンにしようか
登れるとこまで登って帰ろうか…
この時点では、岳沢経由で下ることなど 10%ぐらいにしか考えてない
弱気志向でした。