最近、読んでる本。
また、間が空いてしまった。。
とりあえず、最近 読んでる本を

凍 沢木耕太郎 新潮文庫
文庫本の 巻末ブックレヴューで この本の存在を知ったんだけど
登山家、山野井泰史・妙子夫妻のギャチュンカン登攀の記録が
本になってたとは知らなかった、、
エヴェレストの西側にある、8000mにみたないマイナーな山に目を向け
未踏の北西壁に立ち向かう為に、二人で出掛けたヒマラヤ。
その後、北西壁をあきらめ 二人で北壁を目指すも
壮絶な遭難をすることになる
と、以前 TVのドキュメンタリーで見た。
その遭難で、凍傷にかかり 二人で合計10何本の指を失うことになる
そのドキュメンタリーだ。
沢木さんの文体は平易で、事実の解りやすさに徹し
二人の、そこまでの軌跡を織り交ぜて進行する。
山野井さんの、それまでの功績を知らない僕には ありがたい。
と、このへんまで読んだ。
その後のドキュメンタリーでは
指を、ほとんど失くした二人がグリーンランドの無名蜂に向かって行く。
そして、ギャチュンカンでは登頂を果たせなかった妙子を
最後のピッチでトップに立たせ、初登を果たさせる、、、
スゴイな、この二人は、、、、言葉が無い。

マイルス・デューイ・ディビスⅢ世研究 菊池成孔+大谷能生
このコンビによる、東大の講義の第3弾目。
僕は「東京大学のアルバート・アイラー」ではまった
独特な切り口の、バップからモードまでを解説は
今までの凡庸なジャズ批評にはなかったものだ。
この本の前書きでも、書いてるが
丁度、この本が出版される時 NHKのマイルス特集で
菊池さんが解説を担当した。
その時の、新鮮なマイルス評を思い出すと
この本を、読むのが楽しみだ。

歴史人 太平洋戦争の真実
その前に、戦犯のことを書いた「プリズンの月」を読んでたので
ちゃんと戦争のことを知ろう と思ったのがきっかけ。
そろそろ、ちゃんと理解しよう。
とりあえず、最近 読んでる本を
凍 沢木耕太郎 新潮文庫
文庫本の 巻末ブックレヴューで この本の存在を知ったんだけど
登山家、山野井泰史・妙子夫妻のギャチュンカン登攀の記録が
本になってたとは知らなかった、、
エヴェレストの西側にある、8000mにみたないマイナーな山に目を向け
未踏の北西壁に立ち向かう為に、二人で出掛けたヒマラヤ。
その後、北西壁をあきらめ 二人で北壁を目指すも
壮絶な遭難をすることになる
と、以前 TVのドキュメンタリーで見た。
その遭難で、凍傷にかかり 二人で合計10何本の指を失うことになる
そのドキュメンタリーだ。
沢木さんの文体は平易で、事実の解りやすさに徹し
二人の、そこまでの軌跡を織り交ぜて進行する。
山野井さんの、それまでの功績を知らない僕には ありがたい。
と、このへんまで読んだ。
その後のドキュメンタリーでは
指を、ほとんど失くした二人がグリーンランドの無名蜂に向かって行く。
そして、ギャチュンカンでは登頂を果たせなかった妙子を
最後のピッチでトップに立たせ、初登を果たさせる、、、
スゴイな、この二人は、、、、言葉が無い。
マイルス・デューイ・ディビスⅢ世研究 菊池成孔+大谷能生
このコンビによる、東大の講義の第3弾目。
僕は「東京大学のアルバート・アイラー」ではまった
独特な切り口の、バップからモードまでを解説は
今までの凡庸なジャズ批評にはなかったものだ。
この本の前書きでも、書いてるが
丁度、この本が出版される時 NHKのマイルス特集で
菊池さんが解説を担当した。
その時の、新鮮なマイルス評を思い出すと
この本を、読むのが楽しみだ。
歴史人 太平洋戦争の真実
その前に、戦犯のことを書いた「プリズンの月」を読んでたので
ちゃんと戦争のことを知ろう と思ったのがきっかけ。
そろそろ、ちゃんと理解しよう。
2011年08月20日 Posted by chibi at 23:29 │Comments(0) │本
吉村昭。
久しぶりに、読書をしたいと思った。
いや、読書はするが 物語を読んでみたいと思った
それも、読み応えがあるやつ…
普段、あまり小説は読みません。
ノンフィクションに、あまり興味がもてず
エッセイや評論、民俗学的なものにめがいってしまいます。
ある時、えるにーにょさんに教えてもらった吉村昭
戦記物で有名な人だけど…
あまり興味がありません。
二の足を踏んでたら、
「これは、どう?」と勧めてくれたのがコレ

「黒部の太陽」で有名な、黒部ダムのその前の話。
機械や物資が、潤沢になかった時代の
人間と自然との壮絶な戦いを、臨場感をもって描かれていて
一気に読んでしまいました。
でも、なかなかに読み応えがある
量と言うよりは、中身。
精緻な描写で、辺りを固めていくような書き方
まるで、モノクロームの映画を映画をみているかのようです。
次に読んだのが、

コレですが…
歴史にあまり興味がないので、進みません
それでも、徹底的な人間描写で
この時代の息吹を感じさせます。
その次に、嵌ったのが

伝説の脱獄を繰り返した男の話。
去年、映画にもなりました
さて、読み応えがあるものを読みたいと思って
選んだのが、吉村昭。
やっぱり、ノンフィクションを材料としたものです

禁断の戦記物に手がてしまいました。
しかし、読み始めたら そうではない。
モノ作りの話なんでですねぇ
しかも、あとがきを読むと
戦記物には、興味がないらしい…
あくまで、その時代の人々の息吹を書きたいらしいのです。
なるほど、
この人に惹かれていた理由がわかった気がしました。
ノンフィクションでも
ここまで、リアルに描く人は、そういないはず
徹底的な取材力と、人に対する観察眼。
これが、この小説を作ってるんだな
いや、読書はするが 物語を読んでみたいと思った
それも、読み応えがあるやつ…
普段、あまり小説は読みません。
ノンフィクションに、あまり興味がもてず
エッセイや評論、民俗学的なものにめがいってしまいます。
ある時、えるにーにょさんに教えてもらった吉村昭
戦記物で有名な人だけど…
あまり興味がありません。
二の足を踏んでたら、
「これは、どう?」と勧めてくれたのがコレ

「黒部の太陽」で有名な、黒部ダムのその前の話。
機械や物資が、潤沢になかった時代の
人間と自然との壮絶な戦いを、臨場感をもって描かれていて
一気に読んでしまいました。
でも、なかなかに読み応えがある
量と言うよりは、中身。
精緻な描写で、辺りを固めていくような書き方
まるで、モノクロームの映画を映画をみているかのようです。
次に読んだのが、

コレですが…
歴史にあまり興味がないので、進みません
それでも、徹底的な人間描写で
この時代の息吹を感じさせます。
その次に、嵌ったのが

伝説の脱獄を繰り返した男の話。
去年、映画にもなりました
さて、読み応えがあるものを読みたいと思って
選んだのが、吉村昭。
やっぱり、ノンフィクションを材料としたものです

禁断の戦記物に手がてしまいました。
しかし、読み始めたら そうではない。
モノ作りの話なんでですねぇ
しかも、あとがきを読むと
戦記物には、興味がないらしい…
あくまで、その時代の人々の息吹を書きたいらしいのです。
なるほど、
この人に惹かれていた理由がわかった気がしました。
ノンフィクションでも
ここまで、リアルに描く人は、そういないはず
徹底的な取材力と、人に対する観察眼。
これが、この小説を作ってるんだな