富士吉田

富士吉田に来て、古い街並みを訪ねてみることにします。

情報は、うろ覚えで
「富士吉田の駅から、2つか3っつ目の駅周辺」にあるらしいのですが…
まぁ、古いと言っても 昭和40年代ぐらいだと聞いています
あるブログによると
数年前に、空いている商店街の店をかりて
街のあちこちで、アートフェスティバルがあったそうです。

まぁ、とりあえずでかけてみましょう

大体、こんな風な商店は 国道137号線上に点在していて

昔の盛期を思わせます。

その国道を、下吉田駅の方に向かうと

こんな建物に出合いました。
何屋だったんでしょうか?
左側の壁面の窓、2階にあるだろう連続窓…
そう、連続窓が非常に好きなのです。。

中を覗くと、履物屋か雑貨屋のような什器が見られましたが
それ以前は、旅館か もしくはカフェーだったかもしれません
2階の窓に、そんな想像をかきたてられます。。。

その後、駅周辺から北に向かってみましたが
めぼしいものがなかったので
一旦、もどり  〇〇商店街という細い路地に入ってみました

入ると、すぐに

こんなカフェが…

市が観光用に建てた看板には
「岐阜より移築」と書かれていましたが
どうみても、裏は昔の民家…
多分、内部の柱や調度品の事かと思います。

ここは、随分 そそられましたが
近くに駐車場がなく やむなく断念。。

その隣の隣に

千本格子の戸も素敵な物件がありましたが
元あったものを 綺麗にしたのか 判読不明ですねぇ

ちょっと行くと、こんな路地があり

昭和の匂いがプンプンです。

このパブ?にいたっては
「女番長シリーズ」に出てきそうな雰囲気。。

古い本屋もあります

なにやら、いわれがありそうでしたが
覚えていません…
「小学~年生」とかが売っていそうな 懐かしさを覚えました。

その後も、グルグルとまわってみたのですが
見つけられたのは、これぐらい…
ん~まだまだありそうです。

それにしても、気になるのは
多分、いつの時代か繁栄していた頃があったと思うんだけど
何故?栄えていたかと言う事。
勿論、河口湖や富士山の登山口という観光業もあったと思うんだけど
それだけでは、ない筈。
小さい商店街が、いくつかあり 路地もたくさんある
人々が行き来した面影が、そこには残ってるのだ

今や、街の中心は
富士急ハイランドや河口湖に移り
ファミレスやファーストフードが軒をなしています
でも、一歩はいれば
旧態然とした、昔の街並みが残り
往時を思わせます。

今回、初めてちゃんと見て
そのギャップに驚きました。
純粋に観光地ということなら
時の流れかな という思いにもなりますが

何かで栄えていた痕跡があり、
そこに観光業が入ってきて衰退していった と思わせる節があり
複雑なものを感じます。

今、ここでは「吉田うどん」で街おこしを図っています。
観光客が、一歩中に入って 何を感じるのでしょうか?
素朴なうどんを食べて、何を思うのだろう?
只のB級グルメで終わってしまうんだろうか?
ふと、そんな思いにかられた小旅行となりました。





  


2011年02月05日 Posted by chibi at 22:05Comments(2)その他

新年会。

正月の登山の後、
黄金の湯には、間に合わなかったので
自宅で、温泉の素を入れて汗を流した。

考えてみれば、今日が17日振りの休みだ。
ん~自営業は大変だぁ、と缶ビールを飲みながら
登山と年始年末の疲れを癒す。

店で、ささやかな新年会をしようと思ってたんだけど
風呂上がりのビールと、心地良い疲労感が
決心を軽く壊した…
でも、街まで出るのは嫌だ
近所にないかなぁ。。
おぉ、大鉢小鉢があるじゃないか!

店内は、家族連れや新年会のグループで
すでに満席。
皆さん、考える事は同じですねぇ…

さて我々も、ささやかに新年会を始めますか。。

正月らしく?板わさから始め、焼物、揚げ出し豆腐、豆腐サラダ、長芋焼き、玉葱フライ…
と、お屠蘇を飲む頃には、すでに出来上がってしまいました。
う~ん、色々と疲れがでたな。
でも、心地よい疲労感と賑やかな店内のせいで
いい新年会になりました。

お~し、今年も頑張るゾ!



  
タグ :居酒屋


2011年01月06日 Posted by chibi at 19:38Comments(0)その他

初詣。

普段、初詣というと
大晦日の仕事終わりに、友達と
浅間神社に行く事が恒例でした。

そうすると、
寒いので、飲み処でまた飲んじゃうんですねぇ…
って朝方まで、やっちゃうと
次の日がシンドイんです…
せっかく、新年の最初の日なのに
二日酔いで、ぼーっと過ごすことになります。

まぁ、今年は おとなしく…

早ければ、清水さんとか護国神社とかの選択肢があったんだけど
意外に酔ってしまったのと、遅くなったので
小梳神社で初詣。。

酔った頭で、神さんにお願いごとなんて
ちょいと申し訳なかったんだけど
商売繁盛、家内安全、等々 たくさんお願いし
初みくじを引く事にする。

う~ん、もう一歩。

ちょっと残念だったので
帰り道に別雷(いかずち)神社に行きました。

ここは、焚火を炊いてるのが嬉しいです。
でも、あんまりあたってると
服が、焚火臭くなるので注意です。

ここでの おみくじがさがったΣ( ̄□ ̄;)
ううっ、あんまり何度も引くもんじゃないね。

でも、性懲りもなく
今日の午後に浅間さんに…

ここは、浅間通り。

いざ、浅間さんに入っていくと
人、人、人。。。
う~参拝するのに並んでる~
どこもかしこも並んでる~
写真、撮ってる場合でもないので写真もないですが
とにかく、混んでるので
参拝はあきらめて、おみくじだけ購入しました。

う~大体、似たような結果なのね…
まぁ、今年も精進して頑張れよということか。。

  
タグ :行事


2011年01月01日 Posted by chibi at 20:06Comments(0)その他

困った…その後

実家に帰った時。
以前、紹介したあの夏ミカンは どうしただろう?
と見ると

こうなっていた。

前よりも、成長して
色づいています。

みかんは、ストレスを与えると
甘くなるそうである
自然薯なんかも、ストレスがあるほうが
粘りが強く美味い。
果たして、この夏ミカンはどうであろう…  

2010年12月24日 Posted by chibi at 22:09Comments(0)コラム

吉村昭。

久しぶりに、読書をしたいと思った。
いや、読書はするが 物語を読んでみたいと思った
それも、読み応えがあるやつ…

普段、あまり小説は読みません。
ノンフィクションに、あまり興味がもてず
エッセイや評論、民俗学的なものにめがいってしまいます。

ある時、えるにーにょさんに教えてもらった吉村昭
戦記物で有名な人だけど…
あまり興味がありません。

二の足を踏んでたら、
「これは、どう?」と勧めてくれたのがコレ

「黒部の太陽」で有名な、黒部ダムのその前の話。

機械や物資が、潤沢になかった時代の
人間と自然との壮絶な戦いを、臨場感をもって描かれていて
一気に読んでしまいました。

でも、なかなかに読み応えがある
量と言うよりは、中身。
精緻な描写で、辺りを固めていくような書き方
まるで、モノクロームの映画を映画をみているかのようです。

次に読んだのが、

コレですが…
歴史にあまり興味がないので、進みません
それでも、徹底的な人間描写で
この時代の息吹を感じさせます。

その次に、嵌ったのが

伝説の脱獄を繰り返した男の話。
去年、映画にもなりました

さて、読み応えがあるものを読みたいと思って
選んだのが、吉村昭
やっぱり、ノンフィクションを材料としたものです

禁断の戦記物に手がてしまいました。

しかし、読み始めたら そうではない。
モノ作りの話なんでですねぇ
しかも、あとがきを読むと
戦記物には、興味がないらしい…
あくまで、その時代の人々の息吹を書きたいらしいのです。

なるほど、
この人に惹かれていた理由がわかった気がしました。

ノンフィクションでも
ここまで、リアルに描く人は、そういないはず
徹底的な取材力と、人に対する観察眼。
これが、この小説を作ってるんだな  

2010年12月24日 Posted by chibi at 00:34Comments(0)

ベロだし猫。

今日、昼ご飯を食べに行ったお店の駐車場に
こんな猫がいた。

遠くて分かりませんが
この猫、ベロをだしている。
ウチの猫も、時々だしているが
こんな風に、ベロンとはだしていない

気になって、ずっと観察してたけど
一向に、ベロをしまう気配がない。
しかも、涎を垂らしている
こりゃ、病気なのか?
なんて、思ってたら
なにか気の毒になってきたので
その場を立ち去ろうとしたら…
近所の方が、その猫を呼んでいる。
どうやら、エサの時間のようで
鳴きながら喜んで、近づいていった。
あれ?と思ったら
ベロはしまってましたよ。

修業だったのかもしれない…

思い出したら
駐車場の野良猫も、今日はベロをだしながら
日光浴をしていた。
寒くなってきたので、ベロから直接
ビタミンを採ろうとしてるのかなぁ…

ちなみに獣医に聞いても
なぜ、ベロをだすのかは分からないそうである。

  
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2010年12月19日 Posted by chibi at 19:23Comments(0)コラム

ううっ、困ったぁ…

実家に行った時のこと…



野菜や果物って、自ら身を守ろうとするんです。
南瓜や冬瓜など、地を這うようなものは
濡れた地面の上にいると、接地面が腐っていってしまうので
障害物の上に登ったり、フェンスにからまったり…
と、身を(実?)守ってるんですねぇ

腐ってしまったら
種が熟成する前に、土に帰ってしまい子孫を残せません

きっと この夏ミカン
たくさん実を付け過ぎて、木が弱ってしまう
と思ったのか
フェンスに実を預けてしまいました。

そんな事も忘れた 夏ミカンは成長を続け
こんな風になってしまいました…
う~困ったface07
  

2010年11月28日 Posted by chibi at 20:37Comments(0)その他

Nexus Radio

ちょっと 面白いものを見つけた。

Net Radioは、色々あって
みなさん使い勝手の良いところや、チャンネルが多いところなんて
好きに利用されてると思うけど

このNexus Radioは、録音ができるとこがスゴイ!
残念ながら、Webページではなくてアプリケーションなんだけど
どういうシステムになってるのか解りませんが
多分、合法的にダウンロードできるのでしょう

このページのDownload nowというボタンをクリックしてダウンロードしてみてください。

起動すると、初期画面は
登録ページになりますが、英語が分かんないところは
適当にいれたら登録できました。

そうすると、こんな画面になり

左のジャンルから好きなものを選ぶと
真ん中にラジオ局の一覧がでてきます。
この辺は、i Tunesっぽいとこかな

検索機能もあって

アーティスト名を入力すると、右に一覧がでてきて
再生も録音も可能。

そして、右側のコーナーでは

ビジュアライザーをダウンロードできたり
プロフィールの編集、友達機能を使ったり
録音した曲のフォルダーを開くボタンがついております。

あとは、自分のライブラリーから
曲をかける プレイヤー機能もあります

う~ん なかなか盛り沢山。

これで、ラジオで流れて気にいった曲を探さずにすみます。
後は、気にいった曲が流れるラジオ曲があるか…だけですな



  
タグ :Net Radio音楽


2010年11月27日 Posted by chibi at 20:54Comments(0)Web

秋のニューヨークとラブコメ。

たまには、ラブコメだって観ますよ。
まぁ、テレビでやってたから なんとなく観はじめるのだけど…
積極的に、レンタルビデオで借りるようなことはしません。

今日も、「ユー・ガット・メール」を観ました。
今さらぁ~ なんて言われそうですが
始めてです。

冒頭の曲。クランベリーズですか?
うん、グッときます。
スウィートで、これからの恋の予感を感じさせます…

「恋する惑星」なんかも
あの曲でグッときますもんねぇ

映画を観ながら、
ニューヨークの秋はいいなぁ
なんて思ってたら
頭の中に、二つの映画でてきました。

恋におちて
これも、デイブ・グルーシンの音楽にドキドキします。
しかも、いかにもニューヨークっぽく小洒落た感じです

アニーホール
これは、秋だったか定かではありません

しかし、ニューヨークは秋が似合う。
ジャズのスタンダードに「Autum In NewYork」なんて曲があります
秋にジャズを聴きたくなるのも
そんな、秋のニューヨークのイメージがあるからなのかもしれません

多分、もっと色々とあるんでしょうが
なんせ、この分野あまり知識がありません
ちょいと思いついた 今日のひとコマでした。

  


2010年11月22日 Posted by chibi at 21:29Comments(0)映画

沢口山遭難3

やっと書く気になれました。

もうすでに、人々の心の中から忘れ去ろうとしてますが
ちょっと検証してみたいと思います。

1、動機
山合コンや山ガール、山ボーイとマスコミに揶揄されてますが、
確かに、何の知識もなく山に入っていくのは、どうかと思います。

しかし、雑誌やテレビなどの情報で簡単に初心者の方は山に入っていきます 

それは、他のスポーツに比べ
経済的な事や、経験とを伴わなくても始められるという
間口の広さにも関係してると思われ
現に、我々登山経験者でも大変だと思う富士山に
毎年、何万人という方が入っていきます。
(死者がでているというのに…)

多分、この中の数人は
簡単な登山経験があったと思います。
登山計画書の存在を知っているだけでも
多少の学習はしていたのではないでしょうか
2、行動
現地では、小雨が降っていて
売店のおばさんに「今日は、やめといたほうが いいんじゃない?」
と言われながらも強行します。

この辺は、若気のいたりというか
なんとかなるんじゃないかという楽観的な気持ちも働いたでしょうし
せっかく、集まってここまできたんだから という作用も働いたでしょう。
まぁ、このへんまでは
誰にも経験があることだと思います。

登山道は、解りやすい道で
頂上までは、標識もしっかりついており
迷う事はないと思います。

しかしながら、天候は悪く
頂上で休憩をとった一行は、違う道にはいりこんで行きます。

この道が、どこの道かが判別できないのですが
沢口山からは、4つの道が派生しており
そのどこかの道に迷い込んだと思われます。

実線が一般ルート
端線が 永野さんによる「南アルプス」のB,Cクラスのルート

高橋山に続くルートは、山頂からも見えますし
あきらかに、来た道と違うので入り込むとはないと思われ
一般ルートの逆方向か、南の尾根に入っていったんではないででしょうか

それでも一行は、
来た道と違うと思い 尾根に戻ってます。

しかし、地図ももってなければコンパスもない
ここの尾根が、どこかも解りません。
時間は、多分3時をまわっているでしょう
帰りのバスの時間もせまってます。

すでに、現在地が把握できてない状況で
皆さんは、どういう行動にでるでしょうか?

一人であれば、問題ありません
自分さえ覚悟を決めればいいわけです。

しかし、5人いて
皆の意見がバラバラ
「こっちだっかもしれない」「ここの風景、見たことある」
と、いろんな意見がでてきたら
さらに、解らなくなってきます。

多分、この時の誰かが
「尾根にでて、右往左往するよりも」
確実に、下界に下れる谷ルートを提案したのかもしれません

しかしながら、谷は危険が一杯。
いつ、ガレになって 行く手をはばまれるかもしれないし
転落の危険もある

でも、人の心理としては
谷=下界に続く道 という心理が働く
尾根は、いつかは下界に降りるかもしれないけど
いつ、降りるかわからない

知識のない人にとったら
こう判断しても、おかしくはないとおもいます。

なぜ、ガレにはいっていったのかは謎ですが…

*以上、遭難者の立場にたって考えてきましたが
 これから、もっと危機感をもたない方が山に入っていくと思います。
 登山道や指導票の整備も必要ではないかと思います

 山は、それなりの経験や知識が必要です。
 しかしながら、初心者が気軽に
 学べないも状況もあります。

 山岳会などに、入れば確実に習得するのでしょうが
 もっと気軽に、始めたい人の方が多いでしょう

 う~ん、結論がでませんが
 山に興味をもって、登山を始めてくれるのは大歓迎ですし
 できれば、続けていただきたいと思います。
 でも、そこにはルールや経験が必要だってことも解って頂きたい

 それなりの勉強は必要だと思います。
 












  

2010年11月22日 Posted by chibi at 00:27Comments(0)